セブン―イレブンの看板=東京都千代田区

 コンビニ最大手セブン―イレブン・ジャパンが、アニメやゲームの人気キャラクター商品の不正転売などが一部店舗で横行している恐れがあると全国の加盟店に警告したことが23日分かった。オーナーや従業員が関与し、発売前に商品を取り置いたり、買い占めたりして転売サイトに出品していたことを確認した。コンビニ運営の統治体制が問われそうだ。

 複数の関係者が明らかにした。加盟店契約の中途解約に踏み切ったケースもあったという。流通業界では、人気商品が広く行き渡るよう購入制限を設けるなど転売対策を進めてきた経緯がある。

 警告は13日付。加盟店向け文書には、一部店舗で「事前に販促物で告知した日時前の販売、店舗関係者による買い占めや転売、一部お客さまへの優先販売の不適切な事例が、交流サイト(SNS)やお客さまからの指摘により散見される」と明記した。

 セブン社内の相談窓口にも不正が疑われる事案の苦情が相次いで寄せられた。キャラクターメーカーや版権元からの要請を受け、店舗関係者向けルールを整備し、店舗のバックヤードに提示するといった対策を講じた。