記者会見するJR九州の古宮洋二社長=23日午後、福岡市

 JR九州の古宮洋二社長は23日の記者会見で、九州新幹線長崎ルートの佐賀県内の未整備区間を巡り、佐賀駅を通る経路で整備した場合、並行在来線の本数を維持することに難色を示した。国と佐賀県が来年度から環境影響評価(アセスメント)を始めることで合意した際、本数確保をJR九州に要請することを決めていた。

 古宮氏は「アセスから建設まで合計で10年かかるとして、10年後の需要は予測がつかない。今時点で10年先のことを約束できない」と語った。佐賀県の山口祥義知事に対し、協議を打診する考えも示した。