チョルノービリ原発事故後、被ばく対策に取り組んできたアレクセイ・ネステレンコさん(ベルラド放射能安全研究所提供・共同)

 【モスクワ共同】旧ソ連ウクライナのチョルノービリ(チェルノブイリ)原発事故後、汚染が深刻なベラルーシで放射線測定など被ばく対策に取り組んできた民間組織「ベルラド放射能安全研究所」所長のアレクセイ・ネステレンコさんが24日、がんのためミンスクの自宅で死去した。52歳だった。親族が共同通信に明らかにした。研究所は日本の支援団体とも連携してきた。

 1974年、ミンスク生まれ。ベラルーシ大で学んだ。核エネルギーの科学者の父ワシリーさんが旧ソ連政府の事故後の対応を批判し、汚染の実態を調査するために90年に設立した研究所に入所。2008年のワシリーさんの死後、所長に就任した。