韓国・釜山で開かれた国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会は29日、11日間の日程を終え閉幕した。「飛鳥・藤原の宮都」(奈良県)など新たに25件を登録し、開幕時に1248件だった登録総数は1273件となった。来年の会合はトルコのイスタンブールで開催される。日本政府は現時点で新規候補を推薦しておらず、登録審査の予定はない。

 総数の内訳は文化遺産991、自然遺産240、複合遺産42。今回の登録審査では、第2次大戦で連合国軍が大規模な上陸作戦を決行したフランス北西部ノルマンディー地方の海岸や、中国の「景徳鎮の手工芸磁器産業遺産群」も文化遺産に認められた。