車いす利用者の送迎事故の件数

 消費者安全調査委員会(消費者事故調)は29日、利用者を車いすのまま乗せられる自動車の送迎事故が2019〜25年に49件確認されたと発表した。うち6割に当たる30件が死亡事故だった。介護サービス事業者による事故が最多で、被害者の多くが70代以上という。今後も調査を続け、再発防止策を盛り込んだ最終報告書を取りまとめる。

 消費者事故調が消費者庁の「事故情報データバンク」や新聞報道などを調べ、件数を収集した。衝突だけではなく、急発進や急ブレーキ、右左折などを含めた事故を調査対象とした。

 それによると、介護事業者の送迎事故が最も多い34件で、うち24件が死亡事故だった。タクシー(5件)やバス(4件)の事故もあった。