【ニューヨーク共同】人工知能(AI)開発を手がける米新興企業アンソロピックは30日、同社の生成AI「クロード」のサイバー攻撃能力を調べる試験中に「暴走」し、実在する三つの組織のシステムに不正侵入していたと発表した。現実のシステムを試験用の標的とAIが思い込んで攻撃したのが原因という。試験環境の設定ミスで、遮断されているはずのインターネットに接続していた。米オープンAIは7月、開発中のAIが別企業にサイバー攻撃を実施したと発表していた。
事案は4月以降に発生。不正侵入には「オーパス4・7」「ミュトス5」と社内研究用モデルの3種類のクロードが関わっていたという。
競合の米オープンAIが開発中のAIモデルが自律型AIエージェントの試験環境から脱出し、AI企業「ハギング・フェイス」に侵入したことが発覚したのを受け、アンソロピックが約14万件の試験記録を点検して判明した。







