川に潜った鵜は、火の粉を散らすかがり火を頼りに鮎を追う。鵜匠は鵜ののど元の膨らみを見て、手縄をたぐり寄せる。右手で鵜ののどを押さえ、左手でくちばしを開いて捕った魚を吐かせる。それが済むとすぐさま鵜を川に放ち、漁を続ける。岐阜市の長良川鵜飼と関市の小瀬鵜飼は11日、幕を開ける。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」鵜舟の回りでは、鵜を活気づけるため、「ほうほう」という鵜匠の掛け声や「どんどん」と船べりをたたく音が響く。人と鵜が一体となって漁をする。新型コロナウイルス下で人々の生活様式は変わっても、1300年以上続く伝統の営みは変わらない。10月15日の閉幕まで、幻想的な光景が毎夜のように繰り広げられる。
過去2年は新型コロナの感染拡大で、長良川鵜飼、小瀬鵜飼ともに鵜飼開きを延期し、5月11日の開幕は3年ぶり。今季から長良川鵜飼は高級船を導入、4年ぶりに新鵜匠も誕生した。予約は新型コロナ下の3年間では最も多い。新しい時代の鵜飼に向け、関係者の期待も高まる。









