アイヌ民族の伝説や文化を紹介する「KAMUY GATE」を運営するチカラペ舎の杉村有人さん=5日午後、北海道旭川市

 北海道旭川市の景勝地「神居古潭(かむいこたん)」で5日、アイヌ民族の伝説や文化を紹介する新たな観光施設「KAMUY GATE」がオープンした。市が運営を委託する一般社団法人チカラペ舎代表理事の杉村有人さん(40)は「地域の歴史と旭川のアイヌ文化に興味を持ってもらいたい」と語った。

 市や同法人によると、神居古潭の峡谷を流れる石狩川は交通の難所で、魔神が住む危険な場所だと伝えられてきた。施設では電動モビリティーを貸し出し、魔神の足跡とされる穴のある岩や、魔神と戦った神の刀痕が残るとされる岩などを巡ることができ、屋内では仮想現実(VR)上で空中散歩を楽しめる。アイヌの模様を使ったアクセサリーを作ることもできる。