熱中症対策で食中毒に? さびや傷がある水筒でスポーツ飲料などの酸性の飲み物を長時間保存すると金属が液体に溶け出し、口にした人が食中毒になる恐れがあるとして、厚生労働省などが注意を呼びかけている。水分を取る機会が増える盛夏期。水筒内の状態を慎重に確認することが重要だ。
東京都保健医療局によると、内部が破損した水筒にスポーツ飲料を入れ、約6時間半後に口にした6人が頭痛やめまいを発症した事例がある。
アルミニウムや銅、鉄など金属製の水筒は通常、内側がコーティングされているが、さびていたり、傷が付いていたりすると金属が酸性の飲み物に溶け出す危険性がある。特に銅は多量に摂取すると体調不良を起こす可能性がある。
スポーツ飲料のほか、乳酸菌飲料、ビタミンCやクエン酸を多く含んだ果汁飲料も酸性飲料に該当する。
対策では長時間の保存を避け、古くなった水筒は定期的に新品に交換することが望ましい。水筒を落としたりぶつけたりした場合は、外側は異常がないように見えても内部が破損しているケースもあるため、よく調べる必要がある。






