熊本地震で練習拠点が安全点検のため使えなくなるなどの影響があったサッカーJ3の熊本は8日、アウェーの神奈川・相模原ギオンスタジアムで行われた今季開幕戦で相模原と0―0で引き分けた。震度7を観測した宇城市出身のDF薬師田澪はフル出場して無失点に貢献し「日常の尊さを改めて感じた」と、かみしめるように言った。
7月28日の地震発生当時、チームは熊本市で練習中だった。薬師田は母と連絡が取れず、宇城市の実家へ向かうと「物が全部倒れていた」という。家族は無事だったものの、不安な日々は続く。
試合前には黙とうがささげられた。片野坂知宏監督は「歯を食いしばって頑張っている方々がいる中、粘り強く戦うのは大事なことだった。勝ち点3を積み上げていきたい」と語る。15日には熊本市のえがお健康スタジアムで栃木SCを迎えてホーム初戦に臨む予定。









