県内外からの利用客でにぎわう神奈川県藤沢市の海水浴場で、衛星利用測位システム(GPS)発信機を装着したライフジャケットを無料で貸し出し、水難事故が発生した場合に迅速な救助を目指す取り組みが進められている。片瀬西浜・鵠沼海水浴場を管理する江の島海水浴場協同組合の栗原義忠理事長(59)は「安全第一で、残りの海のシーズンを楽しんで」と呼びかける。
試みの肝となる発信機を開発・提供するのは福岡市のベンチャー企業「AUTHENTIC JAPAN」。各地の警察と連携して山岳事故の救助に役立ててきたノウハウがあり、海での事故防止に向け開発を進めることとなった。
発信機の裏にあるQRコードをスマートフォンで読み取って利用者の位置情報を確認することで、姿が見えなくなった際に捜索の初動が早まる。発信機は水中に沈んでしまうと感知できないが、ライフジャケットに取り付けることで浮き上がり、流されてしまっても迅速な救助につなげることができるという。
片瀬西浜・鵠沼海水浴場は9月13日までで、機器は救護所などで借りることができる。







