ビール大手4社は13日、7月のビール類の販売実績を発表し、市場全体の販売数量は各社の推計で前年同月比7%減だった。昨年よりも梅雨明けが遅れたことや、物価高で節約志向の高まりが影響したとみられる。

 メーカー別では、金額ベースの販売実績を公表しているアサヒビールが5%減で、キリンビールは8%減だった。数量ベースで発表のサントリーが10%減となり、サッポロビールはほぼ前年並みだった。雨による外出控えで外食での需要が落ちたほか、昨年早く梅雨明けした反動があった。

 缶酎ハイなどの商品の販売数量は推計で1%増となった。業界関係者によると、ビール類から比較的安価な缶酎ハイを購入する動きが出始めているという。