公園で手持ち花火を楽しむ人たち=1日、東京都練馬区

 自治体管理の公園や児童遊園で、手持ち花火の使用を解禁する動きが広がっている。家の近くで気軽に楽しみたいという要望に応えた形で、子どもたちの思い出づくりの場として好評。夏休み期間限定で試行に乗り出す自治体も増え、業界関係者は「花火文化の継承につながる」と期待する。

 1日午後6時半ごろ、東京都練馬区の立野公園は色とりどりの光で照らされていた。家族や友人らと手持ち花火を楽しんでいた同区の会社員川合真央さん(36)は「3歳の娘は生まれて初めての花火。できる場所が明示されるのはありがたい」と笑顔を見せた。

 練馬区によると「公園で花火をやりたい」という声が多く寄せられ、今年7月から8月末まで試験的な実施に踏み切った。近隣への影響を考慮し、10の公園に花火可能エリアを設け、時間帯を火、土曜の午後6時から午後8時に限定。公園利用者らにアンケートをし、今後の方針を検討する。

 愛知県春日井市では試行を経て、2024年から小中学校の夏休み期間のみ、手持ち花火や噴き出し花火を一部の公園で認めた。