文部科学省=東京・霞が関

 学校の授業でオンライン活動が活発となる中、必要なネットワーク速度を確保した公立の小中高校や特別支援学校が2025年12月時点で63・9%となり、前回調査の23年に比べ42・3ポイント増加したことが14日、文部科学省の調査で分かった。デジタル教科書導入が30年度に迫り、文科省は28年度には94・8%が必要なネットワークを確保する見込みとしている。

 調査は25年12月〜26年1月、公立学校の1814設置者に12月1日時点での状況を尋ねた。

 児童生徒が60人以下の学校は89・4%、61〜120人の学校は74・3%が確保していた。一方、701〜840人の学校は55・8%、841人以上の学校は50・5%と、大規模校ほど割合が低くなる傾向があった。

 学校設置者が速度を確保するために実施した対応を複数回答式で聞くと、通信契約を変更したのが622、校内ネットワークの課題を改善したのが700だった。

 学校現場では児童生徒が一斉に接続することで、通信速度が遅くなる場合がある。