全国戦没者追悼式で式辞を述べる高市首相=15日午前11時54分、東京・日本武道館

 高市早苗首相は15日の全国戦没者追悼式の式辞で「戦争の惨禍を二度と繰り返させない」と述べ、安全保障政策に注力する決意を表明した。2月の自身の施政方針演説で言及した「インド太平洋の輝く灯台として頼りにされる国になれる」との表現を盛り込むなど独自色も打ち出した。

 式辞では「わが国は一貫して平和を重んじる国家として歩みを進め、世界の平和と繁栄に貢献するために力を尽くしてきた」と強調した。「平和を重んじる国」は安倍晋三、菅義偉両元首相が用いた。その後の岸田文雄元首相、石破茂前首相、民主党政権時代の菅直人元首相らは日本を「平和国家」と表現していた。