防衛省の2027年度予算概算要求の全容が判明した。反撃能力(敵基地攻撃能力)の手段として、敵からの攻撃を免れやすい水中発射型の極超音速ミサイルの開発に着手。無人潜水艇に長射程ミサイルの発射機能を付与する研究を進める。民生品を活用し、安価で短期間に大量生産可能で、長距離飛行ができる攻撃用無人機の開発も明記した。いずれも金額を示さない「事項要求」とした。複数の関係者が18日、明らかにした。
要求額は現行の防衛力整備計画に基づき約8兆9千億円を計上する見通し。「事項要求」を含む事業は150以上に及ぶため、年末に編成する予算案ではさらなる上積みが確実で、10兆円規模に膨らむ可能性がある。
概算要求では、(1)無人機や人工知能(AI)活用といった「新しい戦い方」に対応する「新しい守り方」(2)長期戦を見据えた「持続的な対応能力」(3)防衛装備品の生産基盤や自衛隊員の処遇改善など「防衛力の基盤」―の3項目を重視した。









