京都大と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は21日までに、兵庫県佐用町の大型放射光施設「スプリング8」の次世代施設に、水素エネルギー分野に特化した「ビームライン」と呼ばれる研究設備を設けると発表した。一つの材料に対し性質の異なる複数の計測を同時に行うのが特徴で世界初という。2029年度の稼働を予定する。
京大などによると、解析の速度がこれまでの約30倍速くなるという。燃料電池や水電解など、水素エネルギー技術の低コスト化や開発期間短縮を目指す。
京大の北川進特別教授は「京大を中核として、水素エネルギーの研究開発を産官学一体で長期にわたり支えていく」と話している。










