学童疎開船「対馬丸」の犠牲者を悼む慰霊祭で黙とうする参列者ら=22日午前、那覇市

 太平洋戦争中の1944年8月、沖縄を出港後に鹿児島県沖で米潜水艦の魚雷で撃沈された学童疎開船「対馬丸」の犠牲者を悼む慰霊祭が22日、那覇市で開かれた。

 対馬丸は44年8月21日、長崎に向け那覇を出港。翌22日夜、鹿児島県・トカラ列島の悪石島沖で沈没し、1500人近くが犠牲となった。事件から今年で82年を迎えた。

 対馬丸には学童や一般疎開者など計1788人が乗船したとされる。名前が判明した分だけで計1484人が死亡、うち784人が学童だった。

 今月15日、事件を後世に伝える「対馬丸記念館」(那覇市)に8人の遺影が新たに掲示され、計426人分になった。