横浜市議会総務委員会で謝罪する山中竹春市長=13日午前

 横浜市がトップのパワハラ問題に揺れている。現職幹部の告発をきっかけとした第三者調査で、人事権の不当行使などが認定された山中竹春市長に、市議会の主要3会派は辞職を要求。9月9日に始まる定例会で、全会派一致での不信任決議案提出を視野に入れた動きが出ている。山中氏は今月28日の後援会会合後に進退を決める見通し。出直し選挙への出馬も選択肢に浮上している。

 「多くの人を追い詰め、迷惑をかけた」。山中氏は13日の市議会総務委員会で、涙ながらに謝罪した。調査報告書では、「飛ばす」「粛清」と発言して人事権を不当に行使したり、職員を「ポンコツ」「人間のくず」と呼び人格否定をしたりしたと認定。精神的な不調や退職に追い込まれた職員もいると指摘した。

 山中氏は2021年に初当選。25年8月の前回選で山中氏を支援した自民・公明・立憲民主の会派は「『製造者責任』がある」(自民幹部)と判断。2日にわたる議会での質疑終了後に共同で「けじめをつけ、市長を辞していただきたい」と申し入れた。