NASAが報道陣に公開した「ナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡」=4月、米メリーランド州(共同)

 米航空宇宙局(NASA)は30日にも「ナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡」を米南部フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げる。宇宙の成り立ちに関わるものの正体が分かっていない暗黒エネルギーの解明や、太陽系外惑星の探索が目的。日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)や欧州宇宙機関(ESA)も観測に協力する。

 ローマン宇宙望遠鏡は、ハッブル、ジェームズ・ウェッブに続く大型宇宙望遠鏡。NASAの初代主任天文学者を務めた女性にちなみ名付けられた。直径2・4メートルの光学望遠鏡や、約3億画素の赤外線カメラを搭載。打ち上げから約3カ月間の機器調整を経て、約5年間の観測を始める。