千葉県を襲った豪雨で死亡した13人のうち、少なくとも9人が自治体が定めたハザードマップの浸水想定区域内やその周辺で亡くなっていたことが27日、分かった。自治体や県警への取材で通報内容や死亡場所を確認し、マップと照合した。排水できなかった雨が市街地にあふれる「内水氾濫」を広範囲で引き起こした豪雨から2週間。専門家は「慌てて避難しない、外に出ない」重要性を訴える。
9人は自治体別に千葉市5人、市川市、柏市、八千代市、佐倉市で各1人。車に水が浸入したとみられるケースは4人で、残りの5人は冠水した道路や増水した川沿いなどで亡くなっていた。
柏市の70代女性は夫と住宅街を走っていた軽乗用車が冠水した道路に沈み犠牲になった。市の内水ハザードマップでは周辺の浸水想定は3メートル以上5メートル未満。
千葉市中央区の2人はアンダーパス内の浸水で死亡したとみられる。最大浸水想定は5メートル以上10メートル未満だった。
大半が想定区域内だった一方で、佐倉市上志津の路上で80代男性が亡くなっていた場所は区域外だった。







