関越自動車道下り線で発生した多重事故の現場=2025年12月27日、群馬県みなかみ町

 群馬県みなかみ町の関越自動車道下り線で昨年12月26日、トラックや乗用車など67台が関係し、2人が死亡、23人が重軽傷を負った多重事故で、県警は28日、自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)などの疑いで、事故に関係した計26人を書類送検した。

 当時は大雪警報が発表され、路面が凍結していた。県警は、そうした状況にもかかわらず26人が安全な速度で走行しなかったり、適切なブレーキ操作をしなかったりしたことが多重事故につながったと判断した。

 県警によると、自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで7人、同法違反(過失運転致傷)の疑いで16人、道交法違反(安全運転義務違反)の疑いで3人を書類送検した。

 書類送検容疑は、昨年12月26日夜、積雪で路面がスリップする危険性があるにもかかわらず、安全運転を怠った疑い。

 事故は26日午後7時半ごろ発生。県警によると、トラックや乗用車など67台のうち20台が炎上。東京都調布市の女性=当時(77)=と新潟県長岡市のトラック運転手=当時(43)=が死亡した。