写真展に展示されている、報道カメラマン頼光和弘さんが撮影した火災で焼けた輪島市の街並みの写真=28日、大阪市中央区

 2024年の能登半島地震や奥能登豪雨の被災状況や復興の歩みを伝える写真展が、大阪市中央区で開かれている。倒壊した建物や支援活動、能登の自然や被災後も続く伝統の祭りなど、石川県珠洲市出身の報道カメラマン頼光和弘さん(54)ら2人の約100点を展示。頼光さんは「能登の人が強く生きていることを感じてほしい」と力を込める。

 「能登半島地震・豪雨災害写真展 失われたのは街か、それとも私たちの心か」と題し、9月6日まで金昌仁実践哲学教育院ビルで開催されている。火災で焼けた輪島市の街並みや、家族の亡きがらを前に泣き崩れる女性。頼光さんの写真は、地震や豪雨の発生後の状況、ボランティアの支援などを伝える。

 土砂に埋もれた家が残る中で巨大灯籠が巡行する伝統の「キリコ祭り」や、笑顔を見せる住民の表情もカメラに収めた。頼光さんは「2度の災害に見舞われたが、みんな暮らしを取り戻そうと一生懸命」と語る。

 写真展は観覧無料で正午から午後6時まで。最終日は午後5時で終了。