高市早苗首相を取り上げたユーチューブ動画を分析すると、7月に批判的な投稿の再生数が急増し、肯定的な動画を上回っていたことが30日、分かった。物価高対策や皇室典範改正などに落胆する動画が多く視聴された。

 共同通信が昨年12月29日以降の首相を取り上げた動画を、週ごとに再生数上位100本ずつ抽出。生成人工知能(AI)を使い、首相の扱いを(1)肯定的(2)批判的(3)中立や判定不能を含む「その他」―に分類。首相本人や政党、報道機関などの投稿はその他として集計した。AIが間違っている恐れもあり、記者も内容を確認した。

 衆院選の期間とほぼ重なる1月26日〜2月1日は、肯定的な動画が100本中42本で再生数は合わせて8149万回。批判的は1本だけで再生数は127万回にとどまった。

 しかし、皇室典範の改正などが議論されていた特別国会終盤の7月6日〜12日には、批判的な動画が急増。投稿された30本は1474万回再生され、肯定的の23本、801万回を逆転した。