1日、ニューヨークの国連本部での国際会議で発言する被団協の和田征子事務局次長(共同)

 【ニューヨーク共同】核兵器の使用や実験による被害者援助と環境修復について話し合う国際会議が1日、ニューヨークの国連本部で開かれた。出席した日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の和田征子事務局次長(82)は、核兵器が使用されれば「どの国、国際機関にも救済するすべがない」と述べ、核兵器の非人道性を強調した。

 会議は国連総会決議に基づくもので、初の開催。核実験で被害が出たカザフスタンとキリバスが共同議長を務めた。

 和田さんは、被団協が核廃絶と国家補償を要求の柱としていることを紹介し「世界の核被害は使用した国やその同盟国、実験を繰り返した国にも責任がある」と述べた。