民主活動家、黄之鋒氏の判決公判を前に裁判所周辺を警戒する警察官=2日、香港(共同)

 【香港共同】香港国家安全維持法(国安法)の「外国勢力との結託による国家安全危害共謀」の罪に問われた民主活動家、黄之鋒氏(29)=別の国安法事件で服役中=は2日、香港の裁判所で開かれた一審の判決公判で「罪を認める」と述べた。一審での有罪が確定した。黄氏は2014年の大規模民主化デモ「雨傘運動」のリーダーの一人。量刑は後日言い渡される可能性もある。

 司法関係資料によると、黄氏は国安法施行翌日の20年7月1日〜11月23日、民主活動家の羅冠聡氏(33)=英国に亡命中=らと共謀し、香港や中国への制裁を外国に呼びかけたなどとされる。羅氏も指名手配されている。

 黄氏は香港立法会(議会)選挙の候補者乱立を防ぐため民主派が20年7月に実施した予備選に出馬し、国安法の国家政権転覆共謀罪で24年11月、懲役4年8月の判決を受けた。服役中だった25年6月、今回の事件で逮捕、起訴された。