【バンコク共同】タイ第2党「国民党」のアヌソン・タマジャイ議員(60)は、市民弾圧を続けるミャンマー親軍政権の大統領ミンアウンフライン氏の前で「平和のために」と叫んで抗議し、交流サイト(SNS)上で話題となった。2日までに共同通信の取材に応じ「議員としてではなく、人として暴力を止める必要性を感じたからだ」と思いを語った。
ミンアウンフライン氏は8月6〜7日にタイの首都バンコクを訪れ、アヌティン首相と会談した。アヌソン氏は7日、国会で行われた歓迎式典でミンアウンフライン氏を前に「平和のために。人道のために」と繰り返し大声で叫び、国会警察に退場させられた。
アヌソン氏は取材に「ミャンマー国民は、権威主義的な体制の下であまりにも長い間苦しんできた」と述べ「和平に向けた提案をし、人道支援や民主主義について訴えたかった」と振り返った。
ミャンマー国軍に融和的で、東南アジア諸国連合(ASEAN)復帰を後押しするタイ政府の姿勢について「経済的な利益を考える前に暴力を止める必要がある」と批判した。






