全般気象解説情報(台風第24号)(第4報)
2026年9月2日16時51分
気象庁発表
台風第24号は、4日にかけて南西諸島に近づいた後、動きが遅くなるでしょう。台風や前線の影響で、東北地方では2日は、低い土地の浸水や河川の増水や氾濫に警戒してください。また、南西諸島と、西日本から東北地方の広い範囲で3日から5日頃にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
台風第24号は、2日15時には日本の南にあって、ゆっくりした速さで北へ進んでいます。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっています。また、前線を伴った低気圧が、日本海をゆっくり北東へ進んでおり、北日本では、局地的に激しい雨が降って大雨となっている所があります。 台風第24号は、今後は北上し、4日にかけて南西諸島に近づいた後、動きが遅くなるでしょう。前線は、2日は北日本を通過し、3日は本州をゆっくり南下して、5日頃にかけて本州の南岸付近にほとんど停滞する見込みです。動きの遅い台風の東側を北上する暖かく湿った空気が前線に向かって流れ込み、大気の状態が非常に不安定な状況が続くでしょう。このため、3日から5日頃にかけては、西日本から東日本の太平洋側を中心とする広い範囲で、激しい雨や非常に激しい雨が降り続いて総雨量が多くなり、これまでの大雨で地盤の緩んでいる地域では、少しの雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。台風の進路や前線の動向によっては、7日頃にかけて大雨が続き、総雨量がさらに多くなる可能性もあります。
[雨の予想]
2日18時から3日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東北地方 100ミリ
関東甲信地方 80ミリ
北陸地方 120ミリ
東海地方 150ミリ
近畿地方 100ミリ
四国地方 120ミリ
九州北部地方 100ミリ
九州南部 120ミリ
奄美地方 120ミリ
沖縄地方 100ミリ
その後、3日18時から4日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東甲信地方 100ミリ
東海地方 150ミリ
近畿地方 150ミリ
四国地方 300ミリ
九州北部地方 200ミリ
九州南部 200ミリ
奄美地方 200ミリ
中国地方 100ミリ
その後、4日18時から5日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東甲信地方 120ミリ
東海地方 150ミリ
近畿地方 200ミリ
四国地方 200ミリ
九州北部地方 100ミリ
九州南部 200ミリ
奄美地方 150ミリ
その後も、大雨が続いて総雨量がさらに多くなる可能性があります。
[風の予想]
台風の影響で、南西諸島では、強い風が吹くでしょう。
2日から4日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)
奄美地方 18メートル(25メートル)
沖縄地方 17メートル(25メートル)
[波の予想]
台風の影響で、南西諸島では、波が高くなりしけるでしょう。
2日から4日にかけて予想される波の高さ
九州南部 4メートル うねりを伴う
奄美地方 4メートル うねりを伴う
沖縄地方 5メートル うねりを伴う
[防災事項]
東北地方では2日は、低い土地の浸水や河川の増水や氾濫に警戒してください。南西諸島では5日頃にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、強風やうねりを伴う高波に注意してください。西日本から東北地方では、3日から7日頃にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。 次の「全般気象解説情報(台風第24号)」は、3日5時頃に発表する予定です。





