ユーザーの動きを検知する車載カメラを指さすアイシンの担当者=8月、北海道豊頃町

 トヨタ自動車グループの部品大手アイシンは2日までに、車にユーザーが近づくと車載カメラやデジタルキーで状況を把握して乗り込むドアを自動で開閉する技術を開発中だと明らかにした。大きな荷物や子どもを抱えていても快適に乗車できる。家族向けミニバンなどへの展開を想定し、2030年に技術の確立を目指す。

 北海道豊頃町で報道向けに説明会を開いた。この技術を搭載した車両は、車体に備えたカメラの映像を基にユーザーの体の向きを判断して行動を予測する。乗ろうとしている座席のドアを先読みして開け、乗り込んだ後に閉める。ユーザーが持つスマートフォンを車の鍵とするデジタルキーも位置の検知に活用する。