「歩行と同程度以上の活動を1日60分以上(高齢者は40分以上)」とする国の推奨身体活動量の目安を達成している人は全体の46・6%にとどまることが、笹川スポーツ財団と明治安田厚生事業団の調査で分かった。1日当たりの歩数は成人8千歩、高齢者6千歩が勧められているが、調査結果では中央値が成人7017歩、高齢者5428歩で、ともに下回った。
推奨活動量の達成者の内訳は、成人で44・7%、高齢者で53・3%。成人の男女別では男性45・5%、女性44・2%と大きな差はなく、高齢者でも同様の傾向だった。
1日当たりの座位時間も調べ、中央値は成人が8・8時間、高齢者が8・6時間に上った。
厚労省のガイドは、身体活動量が多い人は循環器病やがん、認知症などの発症リスクが下がると説明。個人差も踏まえて強度や量を調整し、少しでも多く体を動かすことが大切だとした。座りっ放しの状態が続くと血流や代謝が悪くなり、病気の発症に影響するとして注意を呼びかけている。







