日本産科婦人科学会は3日、2024年に実施した不妊治療の体外受精で生まれた子どもが過去最多の8万6473人だったとの調査結果を公表した。23年から1436人増えた。厚生労働省によると、24年の出生数は68万6173人で、約8人に1人が体外受精で生まれた計算になる。総治療件数は55万265件で、23年より減少した。
多胎率は4・15%で、22年の約1・3倍に上昇した。データをまとめた同学会登録・調査小委員長の片桐由起子東邦大教授(生殖医療)は「保険診療に回数制限がある中で妊娠につなげようと、一度に2個の胚を移植するケースが増えていることが背景にあると考えている」と説明した。







