冠水したコンビニエンスストアの駐車場=7日午後、千葉県大網白里市

 秋雨前線などの影響で記録的な大雨となった関東では7日、鉄道が本数を減らして運行するなど警戒が高まった。8月の豪雨で大きな被害があった千葉では、住民が不安な夜を過ごし「また雨と聞いて怖かった」といった声が聞かれた。

 千葉市には7日未明、レベル4大雨危険警報が出された。市内の70代女性は玄関扉の前にビニールで覆ったタオルを置いて対策。「前回は目の前の道路が川のようになっていた。何もなくてほっとした」と胸をなで下ろした。

 80代男性が営むすし店では8月、畳や座布団がぬれるなどした。床の洗浄が終わり、新しい畳も届いてもうすぐ営業再開という時。「また大雨に見舞われたらもう再開できない」と硬い表情で話した。

 JR東日本は、山手線など首都圏の主要路線で通常より本数を減らして運行。仕事の面接のため東京・新宿を訪れた埼玉県富士見市の女性(51)は「前日から影響が出るとのことだったので、早めに家を出た」。

 東京駅周辺では、時折小雨がぱらつく中、通勤客が足早に行き交った。