全般気象解説情報(大雨・落雷・突風)(第16報)
2026年9月7日16時40分
気象庁発表
伊豆諸島では、レベル5土砂災害特別警報を発表しています。伊豆諸島では、これまでに経験したことのないような大雨となっています。何らかの災害がすでに発生している可能性が高く、命の危険が迫っているため直ちに身の安全を確保しなければならない状況ですので、土砂災害に最大級の警戒をしてください。伊豆諸島では線状降水帯直前予測を発表しています。今後線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。また、東日本太平洋側では8日にかけて、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
低気圧が東北地方の太平洋沿岸にあって北北東に進んでおり、低気圧から前線が四国沖にのびています。台風第24号から変わった熱帯低気圧の東側を北上する暖かく湿った空気が前線に向かって流れ込み、前線の活動が活発となっています。このため、伊豆諸島では、7日15時までの24時間降水量が平年の9月1か月分の降水量を超えている所があるなど、記録的な大雨となっています。 低気圧は8日にかけて、三陸沖から千島近海に進むでしょう。低気圧から四国沖にのびる前線は今後北上して、10日頃にかけて西日本から東日本の太平洋側に停滞する見込みです。台風第24号から変わった熱帯低気圧は、日本の南を北上し、9日は西日本付近で前線上の低気圧に変わる見込みです。 引き続き、熱帯低気圧の東側を北上する暖かく湿った空気が前線に向かって流れ込み、大気の状態が非常に不安定となって前線の活動が活発となるでしょう。このため、雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。これまでの大雨で地盤の緩んでいる地域では、少しの雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。前線や低気圧の動向によっては、10日頃にかけて大雨が続き、西日本から東日本の太平洋側を中心に総雨量が多くなる可能性があります。
[雨の予想]
7日18時から8日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東甲信地方 100ミリ
北陸地方 100ミリ
東海地方 120ミリ
近畿地方 150ミリ
四国地方 100ミリ
その後、8日18時から9日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東甲信地方 100ミリ
北陸地方 120ミリ
東海地方 150ミリ
近畿地方 150ミリ
四国地方 200ミリ
東北地方 100ミリ
その後、9日18時から10日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東甲信地方 100ミリ
北陸地方 100ミリ
東海地方 150ミリ
近畿地方 100ミリ
四国地方 150ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
[防災事項]
伊豆諸島では、レベル5土砂災害特別警報を発表しています。伊豆諸島では、土砂災害に最大級の警戒をしてください。また、東日本太平側では8日にかけて、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。北日本では9日にかけて、西日本や東日本では10日頃にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。 また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。 次の「全般気象解説情報(大雨・落雷・突風)」は、8日5時頃に発表する予定です。





