佐賀県警科学捜査研究所(科捜研)が、元職員のDNA型鑑定不正を受けて鑑定を停止中、近隣の福岡、長崎、熊本の各県警が業務に協力していたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。警察庁の特別監察に対応する中、捜査に支障を来さないようにするための措置。昨年10月以降、計413件を実施した。佐賀県警は今年8月1日に鑑定を再開した。
福岡県警では業務量が数%増えたが支障はなかったとしている。特別監察の結果報告書は、警察組織の構造改革の一環として、科捜研の機能集約について言及。有事の際に、都道府県警間で連携することの有効性を示す形となった。
捜査関係者によると、佐賀県警は昨年9月の不正公表後に鑑定を停止。警察庁が今年6月まで約8カ月間の特別監察を実施した。佐賀県警は福岡に255件、長崎と熊本に79件ずつ嘱託した。







