イラン南部バンダルアバス沖のホルムズ海峡に浮かぶ貨物船やボート=6日

 【ニューヨーク共同】連休明け8日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は6営業日続伸し、指標の米国産標準油種(WTI)の10月渡しが前週末比1・55ドル高の1バレル=93・03ドルで取引を終えた。終値としては約3カ月ぶりの高値を付けた。

 イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジアラビアの石油施設などを攻撃し、中東地域の紛争激化による供給混乱への警戒感が強まり、買い注文が優勢となった。

 ロイター通信によると、イラン革命防衛隊は9日、イランの石油タンカーに対する米国の攻撃への報復として、米軍が駐留するクウェートとバーレーンの港に停泊中の船舶を標的にすると警告。市場関係者からは「1バレル=100ドルに向けて価格上昇圧力が強まる可能性もある」との声も出た。