冠水した千葉市内のアンダーパス=8月

 国土交通省は15日、豪雨時に排水能力を超えた水があふれる「内水氾濫」の対策を議論する有識者検討会を新たに設置すると発表した。18日に初会合を開く。8月の千葉豪雨で大きな被害が出たことを踏まえ、年内にも対策を取りまとめる。

 気候変動の影響で、記録的な大雨や短時間の集中豪雨が増えている。検討会では、浸水想定の課題を整理し、住民への情報伝達方法を議論。河川や下水道、雨水貯留施設の整備のあり方も検討する。

 金子恭之国交相は15日の記者会見で「全国どこでも起こり得る都市型の災害だ」と指摘。「ハード、ソフト両面で対策し、制度見直しを含めた具体的な対応を検討する」と強調した。