立山信仰の女人救済儀式「布橋灌頂会」が27日、富山県立山町で行われ、曇り空の下、白装束とすげがさを身に着けて目隠しした女性たちが、白い布が敷かれた朱色の橋を一歩一歩渡った。
儀式は江戸時代、信仰の山として知られた立山に登ることを禁じられていた女性たちが、往生を願うため行われた。
この日は20〜80代の80人以上が参加。雅楽の音色が響いて厳かな雰囲気に包まれる中、ゆっくりと橋を渡り、集まった見物客は息をのんだ。
儀式に参加した千葉県印西市の非常勤教員宮本恭子さん(67)は「目隠しされて緊張したが、心が洗われた気分だ」と話した。
町などでつくる実行委員会が、歴史を伝えようと3年に1度開いている。








