世界で紛争が相次ぎ分断が広がる中で、軍事力に頼らず平和を保つには―。若者が主体的な解決策を考えるイベント「ピース・サークル」が27日、東京都内で開かれた。国連のキャンペーンの一環。日本でも防衛力の強化が進んでおり、参加者は外交や対話を通じた打開策を見つけるべく意見を交わした。
「外交の場に立つ国のリーダーによって結果は変わるので、選挙は大事」「複数の国が共同で最悪のシナリオを予想する」。27日、集まった大学生ら約20人がグループに分かれ、深刻化する核と人工知能(AI)の脅威に立ち向かうアイデアを出し合った。外務省の軍縮部門の担当者も駆けつけ、参加者は他国との交渉の難しさに関する質問をぶつけた。
国連が昨年9月に発足させた「ピース・サークル」は、若者が主体となり、核軍縮や難民問題などの課題解決を目指す。対話を通じ集約した意見は、今年中にまとまる国連事務総長による報告書に反映する。日本では3月の横浜市を皮切りに、各地で計11回開かれた。







