バイデン前米政権で国務副長官を務めたカート・キャンベル氏は28日、東京都で一部メディアの取材に応じ、トランプ米大統領の世界観は中国の習近平国家主席に影響を受けているとの見解を示した。24日の米中首脳会談に際してトランプ氏が中国を第2次大戦中の「同盟国」と発言したことを「憂慮している」と述べた。
現在、戦略コンサルティング会社「アジア・グループ」会長のキャンベル氏は、第1次トランプ政権では当時の安倍晋三首相がトランプ氏に同盟関係の重要性を説いたが、第2次政権では「習氏がトランプ氏に複雑な問題をどう考えるか教え込もうとしている」と指摘した。習氏は日米関係にくさびを打つことを狙っていると分析した。
「台湾の米国に対する信頼を低下させようとし、それがある程度成功してしまっている」との危機感も示した。トランプ政権が台湾への武器売却や台湾との対話を中断しているとし、トランプ氏の台湾を巡る言動には中国によるプロパガンダの影響が見られ「それは習氏との頻繁な交流の結果だ」と語った。(共同)










