1日の酒税改正でビール類の税率が見直され、減税で値下げとなったビール商戦が盛り上がりを見せている。大手メーカーは主力商品を刷新し、税制上の優位がなくなった「第三のビール」は低価格のビールに仕様変更する。小売りや外食企業も需要を取り込もうと販売を強化している。
国内ビール類の消費量は1994年をピークに減少傾向が続いている。消費者の好みが多様化する中で「ビール回帰」が進むか注目される。
酒税改正では、ビールが350ミリリットル1本当たり9円ほどの減税、発泡酒や第三のビールは7円ほど増税となった。
キリンビールは1日、東京都内で発表会を開き、ホップの配合を見直して爽快さを高めた「一番搾り」をアピールした。今村恵三執行役員は「(減税は)改めてビールの魅力を多くのお客さまに感じていただく機会だ」と強調した。
アサヒビールも8月に主力の「スーパードライ」を全面改良。サッポロビールは「黒ラベル」と「ヱビス」ブランドの世界観を体験できる施設を銀座ライオンビル(東京)に開業する。







