地中海の島国キプロスのコンボス外相は5日、都内で共同通信などのインタビューに応じ、海上ルートの拠点を担ってきたパレスチナ自治区ガザへの人道支援について「近いうちに(再度)実行する計画がある」と明らかにした。今後も支援を継続していく考えを強調し、日本の協力にも期待した。
キプロスはガザへの人道支援物資の集積拠点で、8月にも約900トンの物資をガザに向け送っていた。コンボス氏は「支援は今も継続中だ」とし、将来の復興を見据えた支援にも力を注ぐ意向を表明した。
日本とは海運や造船などの分野で関係を強化したい考えも示した。キプロス籍の船舶が日本でも建造されているとし、人工知能(AI)の導入や船舶管理といった点で「両国は力を合わせていける」と指摘した。
キプロスはギリシャ系とトルコ系で約半世紀にわたって南北に分断されており、国連はギリシャやトルコなどを交えた協議を開く方針。コンボス氏は「協議が開かれ、具体的な中身に踏み込んだ和平協議が再開されるべきだ」と述べた。(共同)





