広島中央労働基準監督署は7日、従業員に違法な時間外労働をさせたとして、労働基準法違反の疑いで広島市安芸区の運送会社「HIROKI」と男性社長(50)を書類送検した。3月の新名神高速道路での6人死亡事故を巡る同社への立ち入り調査で発覚した。

 書類送検容疑は昨年11月16日〜12月15日、労基署に届け出た労使協定(三六協定)が無効だったにもかかわらず、従業員のトラック運転手5人に最長で月130時間の違法な時間外労働などをさせた疑い。労基署によると、5人には事故を起こした水谷水都代被告(55)=自動車運転処罰法違反(過失致死)罪で公判中=が含まれていた。