静岡地方裁判所

 静岡県伊東市で計画中の大規模太陽光発電所(メガソーラー)事業を巡り、必要な災害防止措置が取られていないとして、地域住民らが県や市に設置許可の取り消しを求めた訴訟の判決で、静岡地裁(平山馨裁判長)は15日、許可を取り消した。

 平山裁判長は判決理由で、市はソーラーパネル設置に伴い崖崩れや土砂流出が発生する可能性を検討していないと推認され、違法だとした。

 判決や市などによると、市内の業者が建設を計画し、市は2018年に宅地造成等規制法に基づく申請を許可。さらに業者側は計画の一部変更を2回申請し、市はいずれも許可した。22年の2回目の変更許可について、23年に住民側が提訴していた。