北海道は16日、2025年度のヒグマによる道内の農業被害額が4億8700万円で、3年連続で過去最悪だったと発表した。前年度から1億3300万円増加。餌となるドングリなどの木の実が不作で、人里への出没が増えたためだとみられる。

 比較可能な1991年度以降で比べた。25年度の被害額は、牛の飼料「デントコーン」が前年度から2900万円増、砂糖の原料の「ビート」が1400万円増えた。

 ヒグマを含めた野生鳥獣による農林水産業の被害総額は73億200万円で、6年連続で増加した。エゾシカの被害が全体の約8割を占めた。