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 【モスクワ共同】ロシア外務省は20日、ボロビヨワ・アジア第3局長が日本外務省の中村仁威欧州局長と会談したと発表した。ロシア極東サハリン州で北海道新聞の男性記者がロシア連邦保安局(FSB)にスパイ容疑で拘束されて20日で1週間。記者の健康状態などを確認するための領事面会は難航しており、中村氏は早期実現を要請したもようだ。

 在ロシア日本大使館によると、武藤顕大使も19日、ロシア外務省を訪れ、早期の面会を申し入れた。ロシア側は面会できない理由として「内部の手続きが整っていない」と説明しているという。

 記者が勾留されているモスクワ東部のレフォルトボ拘置所はFSBの管轄下にあり、FSBの事情で面会が遅れているもようだ。

 2023年3月29日にロシア中部エカテリンブルクでFSBにスパイ容疑で拘束された米紙ウォールストリート・ジャーナルのゲルシコビッチ記者もレフォルトボ拘置所に勾留された。米国大使による面会が実現したのは同年4月17日で、拘束から2週間以上を要した。