21日、ロシアのプーチン大統領(右)と会談したウィットコフ米和平交渉担当特使=ロシア・サンクトペテルブルク(タス=共同)

 【モスクワ、キーウ共同】ウクライナに侵攻するロシアのプーチン大統領は21日、米国のウィットコフ和平交渉担当特使と北西部サンクトペテルブルクで会談し、ウクライナ、米国との3カ国協議を11月中旬に再開する用意があると伝えた。ウクライナのゼレンスキー大統領は米側から会談内容の報告を受け、米国が提案する3カ国協議再開を支持すると述べた。

 3カ国協議が実現すれば、2月にスイス・ジュネーブで行われて以来となる。ただ領土問題などを巡りロシアとウクライナの立場の隔たりは大きく、再開してもウクライナ和平に向けた協議は難航必至の情勢だ。

 プーチン氏はウィットコフ氏との会談で、3カ国協議では戦闘終結後のロシアとウクライナ双方の安全保障体制の構築を主要議題とするよう求めた。ウシャコフ大統領補佐官が明らかにした。

 タス通信によると、ウシャコフ氏は3カ国協議がアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで行われるとの見通しを示した。ロシアのメジンスキー大統領補佐官や軍人が参加する可能性がある。