ドイツ・ハンブルクで実施された軍民連携を確認する演習で、爆発する無人機=9月(ロイター=共同)

 【ベルリン共同】ドイツ紙の南ドイツ新聞などは21日、同国軍が情勢報告で、ウクライナ侵攻を続けるロシアによる破壊工作の脅威の分類を初めて2番目に高い「重大」に引き上げたと報じた。9月に北部ウンストルフの空軍基地近くで爆薬入りの缶と無人機が発見されたことを受け、ドイツ軍が標的になっていると判断した。

 軍は情勢報告で、ロシアがドイツ軍などに対して「行動を起こす能力を有し、その意図が強まっている可能性も極めて高い」と分析。無人機の武器としての使用は「これまで想定されていたレッドライン」を超えるものだと指摘している。

 ドイツでは8月、ライプチヒ近郊の空港で爆発物を搭載した無人機による民間貨物機への攻撃未遂事件が起きた。