国会議事堂

 与野党は22日、衆院選挙制度に関する政党間協議の会合を国会内で開き、自民党は比例代表定数を31減らす案を提示した。与党の議員定数削減法案は比例45減としているが、野党の反発を踏まえた折衷案とした。45減を主張していた日本維新の会は「ひとまず受け止めさせてもらう」と反対しなかった。国民民主党の古川元久代表代行は「評価できる部分もある」と記者団に述べ、党に持ち帰り議論すると語った。

 自民案は比例の議席配分方式について現行のドント式から、中小政党に配分されやすくなる「修正サンラグ式」への変更を盛り込んだ。チームみらいの提案を反映した。与野党は今月末をめどに結論を得るよう努力すると確認しており、合意に至るかどうかが焦点となる。各党は案に対する見解を26日に自民側に示し、27日に次回会合を開く方向だ。

 自民の鈴木馨祐氏は31減について「人口減少の推計から提案した」と記者団に説明。2015年の国勢調査の人口と、30年の推計人口を比較すると減少率は6・7%となり、現行定数の465議席に当てはめて試算したという。