大型で非常に強い台風30号は23日、北寄りに進み、沖縄の先島諸島に接近した。宮古島地方や八重山地方では大荒れの天気となり、気象庁は暴風やうねりを伴う高波、土砂災害、高潮に厳重な警戒を求めた。台風は東シナ海で進路を東寄りに変え、26日ごろ九州に接近、上陸し、27日ごろまでに温帯低気圧に変わる見通し。
沖縄県宮古島市の鏡原では300ミリ超の24時間降水量を観測。同県竹富町の大原では最大瞬間風速51・7メートルの猛烈な風が吹き、いずれも地点として10月の記録を更新した。
沖縄電力によると、23日午後7時時点で、沖縄県石垣市や竹富町など5市町村の計約1万5千戸が停電。暴風雨のため屋外作業ができず、遠隔で復旧作業に当たっている。
本州の南にある前線は台風の動きに伴ってゆっくりと北上し、25日にかけて西日本や東日本に停滞する。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、活動が活発化して広い範囲で警報級の大雨となる恐れがある。












