米中西部アイオワ州スーシティーの集会で演説するトランプ大統領=22日(AP=共同)

 【スーシティー共同】11月3日に迫った中間選挙に向けてトランプ米大統領は22日、中西部アイオワ州スーシティーで集会を開いた。農業が盛んな同州では、対イラン軍事作戦の長期化に伴う軽油価格の高騰が農家を直撃。連邦上院選で与党共和党候補が逆風に苦しむ中、自身の支持基盤である農家の票固めに腐心している。

 アイオワは共和党の地盤で、民主党が上院選で議席を獲得したのは2008年が最後。今回の選挙戦は、共和党のアシュリー・ヒンソン下院議員と民主党のジョシュ・トゥレク州下院議員の争いで、各種世論調査ではほぼ互角の戦いを繰り広げている。

 トランプ氏は演説で、トゥレク氏が「穏健派を装って有権者をだまそうとしている」と一方的に主張。当選させれば、民主党内で台頭する急進左派と行動を共にすると訴え、不安をあおった。「私が出馬していると思ってほしい」と述べ、投票に行くよう呼びかけた。

 選挙情勢に危機感を強めるトランプ氏は、投開票日直前の11月1日にもアイオワ入りして票の掘り起こしを図る予定だ。